藤袴植え付け体験&匂い袋作り、終了しました!
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
当サロンにほど近い「革堂」にて開催の
藤袴植え付けと匂い袋作り体験
が、終了しました!
革堂さんでは、今、蓮の花が見ごろ。
大きなカメラを抱えた方も来られていました。
会場はお堂の隣の会館になります。
「香り工房 凛」の足利さんより、開会のご挨拶と本日の企画内容について説明。
続いて、「源氏藤袴会」の馬場さんより、藤袴やその保全活動、さらに会場である革堂(行願寺)さんの由来について説明がありました。
藤袴には、渡り蝶として有名なアサギマダラを始め、様々な虫たちがやってきます。
藤袴の育成が虫たちが生きる環境を守ることにもつながるという言葉が印象に残りました。
そして、いよいよ藤袴の植付け体験へ!
源氏藤袴会の皆さんが用意してくださった多くの苗木です。
藤袴がいっぱいの境内を廻りながら、馬場さんから説明を聞きます。
近年の猛暑で、藤袴を育てるのも従来の方法では厳しくなっているそう。
日よけをしたり、大型扇風機を回したりして工夫されています。
植付けの方法をレクチャー。
元気そうな苗木を選んで植え付けていきます。
植え付け完了!
皆さんの鉢がずらりと並びました。
これからの生育は、お散歩がてらに見に来てくださるもよし、インスタで確認いただくのもよし。
秋の開花まで、すくすく育つ藤袴の姿を楽しみにしてくださいね!
つめたいお茶でクールダウンした後は、藤袴の匂い袋作り。
お好みの色柄を選んでいただきました。
私から、「匂い袋の歴史」と「藤袴と古典文学」の話。
藤袴は、『古今集』に約240首詠まれ、その多くは香りを愛でています。
『源氏物語』では、夕霧が玉鬘に求愛するシーンに登場します。
藤袴に、白檀や丁字など香材料もブレンドしてオリジナルの匂い袋を作っていただきました。
会場には、秋に参加者様にお送りする藤袴と一緒にお送りする、お香皿やお香立ても並びました。
いずれも藤袴にちなんだモチーフです。
どのデザインが着くのかはお楽しみです😊
今日も暑い暑い京都でした。
お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
秋の開花後、京都市山科区の「香り工房 凛」さんで藤袴の水蒸気蒸留と芳香蒸留水を使った手捏ね石鹸作りを行います。
ご予約をお待ちしております。