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Shinoa Blog

薬草湯の歴史は光明皇后の時代から

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。

 

今朝外に出てひんやりとした空気に驚きました。

寒い・・・。

一気に、お風呂の温かさが嬉しい季節になりました。

お気に入りの入浴剤があれば、一層お風呂が癒しの時間になりますね。

 

 

薬草や香薬を使った入浴法は、古くから健康法として活用されてきたことがわかっています。

 

例えば、光明皇后の薬草湯。

 

光明皇后は、奈良時代の聖武天皇のお妃だった方です。

光明皇后は、福祉事業に力を入れ、悲田院(貧しい人への施しをする施設)や施薬院(医療施設)を設けるなどしました。

また、寺院にお風呂の施設を設けて、そこで現在の蒸し風呂形式やサウナのような装置を作って一般の人にも利用可能としていたそう。

 

奈良の法華寺内には、光明皇后の発願により建てられたとされる「浴室」が今も残っています。

仏教に深く帰依していた光明皇后自らが、千人の病人の垢を流したと言いつたえられています。

 

この蒸し風呂では、窯に水とともに様々な薬草・香薬を加えていました。

 

光明皇后が拠り所とした仏教経典には、「呪薬洗浴の法」という、病気にならないための入浴法が記載されています。

そこには、使用する薬草・香薬として、32種類が掲載されているそうです。

 

例えば、

★菖蒲

★桂皮

★沈香

★ウコン

★安息香

★麝香

★丁子

★白檀

などなど・・・。

何とも贅沢なラインナップです!

 

このような香り高い蒸し風呂に入ると、何だか寿命が延びそうな気がしますね。

 


来月、当サロンで開催する「京都御所南アロマレッスン」は

<11月30日(日)>藤袴の和漢入浴剤と美肌化粧水

 

絶滅寸前種の京都自生「藤袴」の保全活動をされている「源氏藤袴会」さんにお譲りいただく希少な藤袴。

 

そこに生薬やハーブをブレンドして入浴剤を作り、さらに湯上りに使えるローションを作ります。

 

私も実際に、この藤袴の薬草湯に入っていますが、自分自身がとても気に入っています!

素晴らしい香りはもちろん、じんわりと温まります。

 

ぜひ、この機会に貴重な材料で作る入浴剤、作りに来てくださいね。

 

 

 

初めての方、お1人での参加、大歓迎!

お申し込みをお待ちしております。

 


◆いずれも午前クラス(11:00~12:30)、午後クラス(14:00~15:30)の2クラス開講

◆各クラス先着8名様

◆参加費3,500円(材料費込)

◆お申し込みは、「ご予約・お問合せ」フォームよりお願いします。

最近、メールが届かないケースが散見されます。24時間以内に返信が無い場合には、お手数ですが、ショートメールかお電話ください(090-2048-2813)。