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Shinoa Blog

精油を嗅ぐことで唾液が増え、口腔内が健康に!

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

公益社団法人 日本アロマ環境協会から、最新号の会誌『AEAJ』が送られてきました。

 

その中に興味深い記事を発見しました。

 

まだまだマスクとは縁の切れない生活。

 

そんな中で、口呼吸が習慣になってしまった方も少なくないようです。

 

口呼吸が増えると唾液が減少し、その結果、口腔内に細菌が増殖する可能性が高まります。

 

今回、実験により、精油の芳香浴(香りを空気中に揮発させて嗅ぐ)によって、唾液分泌が促進されることが分かったそうです!

 

特に効果のあったのが、ブラックペッパー油。

 

そう、黒コショウを水蒸気蒸留して、得られる精油です。

 

実験では、100℃のお湯50mlに、精油を1滴加えて嗅ぐ方法がとられました。

 

唾液に含まれている「アミラーゼ」という酵素には、デンプンの分解を助ける重要な役割があります。

 

食欲を増進してくれるスパイスの香りは、唾液の分泌を促進し、食べ物の消化を助けてくれているんですね。

 

唾液の量が減っているかもと感じる方、

あるいは唾液の量が減りがちな高齢の親御様のおられる方、

ぜひ、試してみられませんか?

 

嗅ぐだけの健康法、アロマテラピーには面白い発見がいっぱいですね 😉 

 

アロマテラピーを生活に取り入れて、心身ともに暮らしてみませんか?

2023年5月のアロマテラピー検定に向けて、学んでみませんか。

 

★アロマテラピー基礎コース(アロマ検定対応)については、こちら

 


論文 白石麻衣、池田利恵(2020)アロマオイルの香り刺激と唾液腺マッサージが唾液分泌に及ぼす影響~アロマオイルと唾液分泌の認知度および生活習慣の調査を含めて~日本口腔保健学雑誌10(1):7-16