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Shinoa Blog

医療史まち歩き/小説家 鷹井伶 先生と巡る!『くすりのまち』大阪道修町」に参加!

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

「<漢方養生学協会 野外学習会&特別セミナー付きプレミアムツアー>医療史まち歩き/小説家 鷹井伶 先生と巡る!『くすりのまち』大阪道修町」

に参加してきました!

 

 

 

私は、アロマテラピーはもちろん、漢方にも関心があり、サロン開業以前は「薬日本堂漢方スクール」に通って、漢方、薬膳、中国茶、中国整体術などを学んでいました。

 

今回は、そのスクールが主催する講義と、江戸時代より薬の街として名高い道修町をめぐる研修ツアーでした。

 

今回の講師は、大阪で活躍した緒方洪庵の開いた蘭学塾「適塾」を舞台にした小説『てきてき』を著した鷹井伶先生。

そして、薬日本堂の名物講師、鈴木養平先生も同行してくださいました

 

午前中は、薬日本堂漢方スクール内で座学。

日本の医療史と大阪の町の歴史について学びました。

午後は、ランチの後、大阪市役所前「ミャクミャク前」に集合。

 

まずは、史跡・重要文化財 適塾を見学。

緒方洪庵のもとに、全国から蘭学を学ぶ学生が集まっていました。

狭い部屋に、志の高い若者がひしめき合って学んでいたそうです。
鷹井先生の説明で当時をしのびました。

 

緒方洪庵像。

 

当時の医学書。

 

続いて、除痘館記念資料室へ

当時、多くの人の命を奪った恐ろしい伝染病、天然痘。

誤解や迷信と闘いながら、天然痘根絶のために、緒方洪庵たちは力を尽くしました。

冷たいミネラルウオーターをいただきながら、スライドでご説明を聞きました。

 

大阪ではとても有名だという昆布屋さん、「神宗 淀屋橋本店」で一休み。

天神祭りの飾りつけのされた涼しい店内で、塩昆布煮汁入りソフトクリームをいただきました。

 

塩野義製薬本社展示コーナーで絵びらや引き札を見学

当時の風俗を垣間見れて面白い。

 

次は、田辺三菱製薬史料館へ。


社員さんのガイド付きで、道修町や会社の歴史、医薬品の歴史、現在の課題などを教わりました。

 

 

最終地は、薬の神様を祀った、少彦名神社神社。

ちょうど、夏越の大祓の時期で、茅の輪くぐりもできました。

 

江戸末期、大阪ではコレラが流行しました。

その際、虎の頭骨などの和漢薬を配合して作ったのが、「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきうおうえん)」という、勇ましい名前の薬だったそう。

 

コレラは漢字で「虎列剌」と書きます。

病名と薬に「虎」の字が使われてい たことから 「張り子の虎」 がお守りとされているそうです。

 

ひとりでの参加でしたが、興味関心が同じ皆さんなので、一緒にランチしたり、連絡先を交換してすぐに仲良くなりました。

 

学びと、気付きと、楽しみがギュッと詰まった充実の勉強会でした。

まだ、ワクワクが止まらず、余韻に浸っています🥰

 

企画してくださった薬日本堂漢方スクールさん、

講師を務めてくださった鷹井伶先生、

同行してくださった鈴木養平先生、松田さん、

ご一緒した受講者の皆さん、

本当に、ありがとうございました!