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少彦名神社と「くすりの道修町資料館」に神農さんを訪ねる
アロマ検定のテキストには、歴史の章で「神農本草経」「神農本草経集註」が登場します。
2~3世紀に中国で書かれた最古の「本草書」です。
神農さんは、古代中国の神で、身近な草木の薬効を調べるために自らの体を使って草根木皮を嘗め、何度も毒にあたっては薬草の力で甦ったといわれています。
こうして発見した薬によって多くの民衆が救われ、神農さんは薬祖神として祀られるようになりました。
日本の医薬品産業発祥の地、くすりの町として知られる道修町には神農さんを祭る神社と、資料館があると聞いていたので週末に行ってきました!
江戸時代には、長崎に入った外国の薬(唐薬)や国産の和薬がこの町で一手に取り扱わて、そこから全国に供給されていたとか。
「くすりの道州町資料館」では、そんな日本における薬の歴史、町の発展、薬の品質を守る取り組みなどが展示や映像資料で解説されています。
神社と資料館だけでなく、「道修町ミュージアムストリート」として、300mほどの道に、
田辺三菱製薬史料館、
塩野義製薬本社展示コーナー
大日本製薬展示ギャラリー
武田科学振興財団杏雨書屋
が並んでいます。
テキストでは一行で紹介されていることですが、深めてみると興味深いですね。
私の夏休み自由研究でした!