Page Top

Shinoa Blog

マカダミアナッツオイルでメタボを予防する!?

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」出野です。

今日もブログへのご訪問ありがとうございます。

 

一昨日、「心も体も無理なく健康体重を目指すためのアロマテラピー」という話題でブログを書きました。

 

お客様が時々、「痩せる精油やオイルがあればいいのに」と冗談まじりにおっしゃいます。

確かに、アロマテラピートリートメントに使用するキャリアオイル(植物油)や精油に痩身効果があればとても嬉しいですね。

そんなことを思う私たちに朗報かもしれません!?

 

アロマトリートメントに使用するキャリアオイル(植物油)であるマカダミアナッツオイルに、血糖値の上昇が抑えるなど、メタボリックシンドロームを予防する可能性が示されたという研究報告があるのです。

 

これは、マカダミアナッツオイルに含まれる特徴的な脂肪酸、パルミトレイン酸の効果と推測されています。

 

大阪大学大学院医学系研究科で、脂肪組織やメタボリックシンドロームを研究している前田和久特任講師らの研究によると、マカダミアナッツオイルを使用し、マッサージを受けた人の血管の状態が、14%改善。

また、マカダミアナッツオイルでのマッサージを行うことで血糖値が大きく改善していたそうです。

さらにペパーミントの精油をプラスすることで、メタボなどによって傷ついた血管を修復する「アディポネクチン」というタンパク質が多く分泌することが分かったとのこと。

 

マカダミアナッツはもともとオーストラリア原産ですが、1800年代後半にハワイにて移植栽培が行われるようになりました。

今は、ハワイのお土産として有名ですね。

 

この実を圧搾して得られるのがマカダミアナッツオイル。

パルミトレイン酸を20%程度含んでいるのが特徴です。

 

パルミトレイン酸は、人の皮脂蓄積脂肪酸の主要構成脂肪酸で、加齢とともに皮脂中の含有力が減少し、老化につながるといわれており、これを補充する意味でも重要なオイルだとされています(但し、資生堂中央研究所において、そうでないというデータも示されているようです)。

ヨウ素値(植物油を構成する不飽和脂肪酸が持つ二重結合に比例する値で、大きい数値であると酸化の可能性が高い)も低く、安定性が高いオイルです。

当サロンでは、これまで抗菌、抗炎症があるとされ、肌の水分保持に大きく貢献してくれるホホバオイルを中心して使用してきました。

 

これからしばらく自分自身で、マカダミアナッツオイルを試してみて、サロンにも導入を検討しようかと思っています 😉