「練香作り」で王朝人の愛した香りに思いを馳せる~和アロマコース
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
長い酷暑の日々が終わって、朝晩は涼しい風は吹くようになりました。
「暑さ寒さも彼岸まで」と、亡き母が言っていたのを思い出します。
さて、今年から開講している
3クール目4回目のレッスンを終了しました。
滋賀県、草津市から熱心に通ってくださっているYさん。
今回も熱心に受講してくださいました。
今回の講座は、「香道」について。
足利義政の時代に確立した東山文化では、香道だけでなく、茶道や華道、連歌、作庭などの文化の萌芽が見られます。
平安時代の貴族が主役の香り文化から、武士が主役の香り文化へと、香りの世界でも大きな変化がありました。
貴族たちが様々な香料をブレンドして楽しんだり競ったりしたのとは異なり、武士たちは単独の香木の香りを好みました。
香りを軸にそんな文化と歴史をたどります。
はるか昔ですが、大学受験のために日本史を暗記していたころには、歴史がこんなにワクワクするものだとは思いもしませんでした。
実習は、王朝人の文化に思いを馳せて、「練香」作り。
沈香や丁字、かっ香など様々な香材料に炭を加え、蜂蜜で練り上げます。
程よい固さになれば、丸薬状に丸めていきます。
作るのも使うのも楽しいですね。
出来上がった練香は、炭団で間接的に熱を加えて、香りを立たせます。
『源氏物語』や『枕草子』でも愛でられた香りをご自身で作って、香りを楽しめます!
このコース、お一人様から、ご都合の良い日時をお伺いして開講日を設定可能。
希少で高価な香材料にも親しんでいただけます。
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