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アロマで嗅細胞を元気にしよう!~嗅覚でアンチエイジング
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」出野です。
私は、数年前にインフルエンザに罹り、一時的に嗅覚を失ったことがあります。
耳鼻科に行って、2ヶ月近く治療を行い、やっと嗅覚を取り戻しました。
インフルエンザや風邪などで鼻に炎症が起こると、匂いを感知する嗅細胞が傷を受けることがあります。
幸いなことに、この嗅細胞は他の神経細胞と異なり、新しく再生するのだとか。
ただ、この新しい嗅細胞は、匂いの刺激を受けないと7~14日間のうちに死んでしまうことを、東京大学の研究グループがマウスで明らかにしています。
新しい嗅細胞が、成熟した嗅細胞に分化し、神経回路に組み込まれて機能を果たすのに匂い刺激が必須なのだそうです。
ヒトでの研究とその解析はこれからだそうですが、私が以前陥ったような嗅覚障害にあるとき、新しい嗅細胞に速やかに匂い刺激を与えることが重要であることが推測されます。
アロマ精油の芳香成分は、植物に存在するときの100倍程度に濃縮されています。
匂い刺激としては、最適なものの一つと言えるのではないでしょうか。
アロマを生活に取り入れることで、嗅細胞を元気にすることができる可能性が大いにありそうです。
嗅覚が衰えると平均余命が短くなるという報告もなされています。
嗅細胞の元気は、QOLの向上は勿論、アンチエイジングにつながる
とも考えられます。
現在、インフルエンザが流行ってきているようです。
私はインフルエンザがきっかけで嗅覚を失くした時に、すぐに耳鼻科に行って治療を開始したのがよかったと言われました。
鼻が詰まっているわけでもないのに、匂いがわからなくなったときには、痛くもないからと放置しておかず、早めの受診がおススメです。