好きな香りを「嗅ぐ」という心地よい脳トレ
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
昨年、「アロマテラピー検定1級」に合格されたN様から、上級資格取得に関するお問い合わせの電話をいただきました。
その際に、高齢のお父様と毎朝のように、アロマポットで香らせる精油を選んでおられるとお聞きしました。
最初は、介護に伴う匂いをマスキングしたくて購入されたアロマポットだそう。
今は、一緒に今日の香りを選ぶという習慣が、親子のコミュニケーションにも、そして認知機能の維持にも役立っているかもしれないとおっしゃっていました。
一日を今日の香り選びで始める、というのは本当に素敵なことですね!
そして、確かに、認知症と嗅覚には相関関係があることがわかってきています。
そこで、アロマテラピーを認知機能の改善に役立てられないかという試みも行われています。
たとえば、高度アルツハイマー病65例を含む、高齢者77例を対象として行われた実験。
アロマテラピーを実施した期間中は、朝にローズマリー・カンファーとレモン精油、夜にラベンダーとオレンジ・スイート精油をディフューザーで散布した結果、記憶力に有意な改善がみられました。
「高度アルツハイマー病患者に対するアロマセラピーの有用性.神保太樹、浦上克哉.日本アロマセラピー学会誌7(1), 43-48, 2008」
また、レモングラス精油を嗅ぐことで認知症患者の前頭葉の血流がアップし、能動的な行動が増えたという塩田清二氏(星薬科大学教授)の報告もあります。
現代人の生活では嗅覚を働かせること少なくなっているのではないでしょうか。
日常生活の中で、意識的に「嗅ぐ」ということが、心地よい脳トレになるように思います。
当教室で開講する
では、30種類の香りを嗅ぎ、用途に応じてブレンドするなどして使いこなせるようになります。
アロマテラピーは、我慢も努力も要らない快適で効果的な健康法。
ご自身やご家族の健康に取り入れてみませんか?
<日々の出来事>
昨日、初めて、京都大学附属病院を受診しました。
病院がすっごく大きい&大勢の人でビックリ!
方向音痴の私はエントランスに入ったとたん帰りたくなりました。
外来初診窓口にたどり着いたら、専用のアプリをインストールして必要事項を登録するように言われました。
専用アプリに、案内や指示が入ってくるのです。
何とか操作し、受診を終えることができましたが、終始緊張。
年取ったら、受診すらできないのではと思いへこみました。
死ぬまで自分の頭で判断し、自分の足で歩いて、自分の口からご飯を食べたいものです。
アロマテラピーがそれに役立ってくれると信じでいます😊