京都府立植物園で香り散歩
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梅雨に入るまでのこの爽やかな季節に、行っておきたい!と思って、京都府立植物園に行ってきました。
様々な花々が100周年を迎えた園内を彩るのですが、テーマは「香りのある花を巡る」。
まずは、今回の第一の目的、タイサンボク。
モクレン科の大木で、この時期、それはそれは大きな花を咲かせるのです。
爽やかさと甘さを併せ持った香りがします。
こちらはレダマ(スパニッシュブルーム)。
園内を散歩していると花の香りが漂ってくるので、探してみるとこの花からでした。
黄色い花からは染料も採れるのだそう。
ここからは温室内の花々です。
キョウチクトウ科のつる性植物「ニオイキンリュウカ」。
熱帯アフリカ産です。
芳香のある薄桃色の花は、時間が経つと白くなります。
種子には毒があり、昔は狩猟用の矢毒に利用され、今は強心利尿剤の原料にもなるそうです。
蘭コーナーのパピリオナンダ
蘭には姿も香りも美しく気品のある花が多いですが、私の一番気に行った香りを持っているのがこの花でした。
最後は、昼夜逆転室のこちら、ニコチアナシルウエストリス。
夜咲の植物の多くは、夏に生育するのですが、遺伝子が紫外線で傷付くのを回避するため夜咲くことが多いそう。
受粉を促す虫や動物に暗闇でもアピールできるよう、強い香りや白っぽい花色を持つものが多いのです。
香りをテーマにUPしたので、画像はちょっと地味?でしたが、初夏の園内は美しい花々が競うように咲き誇っていました。
植物園は私が元気をチャージできる場所です。
蓮やアジサイの見ごろはもう少し先のよう。
また近々訪れたいと思います。