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光明皇后の香り高い薬草湯
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
昨日、当サロンで扱っている薬草湯(入浴剤)ご案内について書きました。
薬草や香薬を使った入浴法は、古くから健康法として活用されてきたことがわかっています。
例えば、光明皇后の薬草湯。
光明皇后は、奈良時代の聖武天皇のお妃だった方です。
光明皇后は、福祉事業に力を入れ、悲田院(貧しい人への施しをする施設)や施薬院(医療施設)を設けるなどしました。
また、寺院にお風呂の施設を設けて、そこで現在の蒸し風呂形式やサウナのような装置を作って一般の人にも利用可能としていたそう。
この蒸し風呂では、窯に水とともに様々な薬草・香薬を加えていました。
光明皇后が拠り所とした仏教経典には、「呪薬洗浴の法」という、病気にならないための入浴法が記載されています。
そこには、使用する薬草・香薬として、32種類が掲載されているそうです。
例えば、
★菖蒲
★桂皮
★沈香
★ウコン
★安息香
★麝香
★丁子
★白檀
などなど・・・。
何とも贅沢なラインナップです!
このような香り高い蒸し風呂に入ると、何だか寿命が延びそうな気がしますね。
私たちも、現代の薬草風呂でゆっくりとお風呂に浸かってリラックスしてみましょう😊
<参考>『AEAJ』第84号 2017年6月発行