アロマレッスンに欠かせない「蜜蝋」が正倉院展に!
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
「蜜蝋」をご存じでしょうか?
蜜蝋は、アロマテラピーレッスンで、リップクリームやハンドクリームなどを作るレッスンで使用するおなじみの素材です。
ミツバチは、巣の材料とするため、腹部の腺から液状の蝋成分を分泌します。
これが蜜蝋で、最近では、食品保存のための「蜜蝋ラップ」を作る方もおられます。
この蜜蝋を固めて紐でまとめた「ろうみつ」が、10月29日から開催される「正倉院展」に出品されるそうです !!
朝日新聞(10月9日朝刊)に、以下のように紹介されていました。
正倉院には、現在86キログラムがあり、今回は20個を紐でまとめた1件(約2.9キログラム)が出展される。
(中略)
正倉院所蔵の薬を記録した「種々薬帳」には、「ろうみつ五百九十三斤四両」と書かれているので当初は400キログラムだった可能性がある。
(中略)
山田養蜂場の森山絵理香さんは、「蜜蝋1グラムには餌として10グラムの蜜が、それには15万個の花が必要なので、400キログラムは信じられない量。古代から人々はミツバチと共に生きてきたんだと思う」と驚く。
一匹のミツバチが一生かかって集めることのできるはちみつの量は、わずかティースプーン1杯にも満たない程の量だと言われています。
その貴重なはちみつから1/10しか取れないのが蜜蝋だというのですから、本当に希少なものなんですね。
今回の正倉院展では、蜜蝋を使って、ろうけつ染めの手法で作成された屏風も出展されるそうです!
蜜蝋を使ったアロマレッスンでは、そんな蜜蝋と人の長い歴史にも思いを馳せ、ミツバチに感謝しつつ楽しみたいと思います 😀
~蜜蝋を使うアロマレッスン開催のご案内~
<ローズとネロリの競演/花に埋もれるhappyクリスマス!
贅沢美肌クリーム作りと蒸留体験>
★11月13日(日)11:00~12:30【満席】 14:00~15:30【満席】
★11月21日(月)11:00~12:30【満席】 14:00~15:30【残4席】