アロマ科学室でわかった、試してみることの大切さ~アロマ大学2021より
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
8月27日(日)にオンライン開催された、公益財団法人 日本アロマ環境協会の「アロマ大学」。
熊谷千津理事長による、サイエンス学科
「アロマ科学室でわかった、試してみることの大切さ」
では、
1)精油が溶けやすい素材とは?
2)色で見分ける成分と抽出方法
3)水を含む手作りクリームの変化
4)精油の劣化
について、実験結果に基づいて説明と、それを踏まえたアロマテラピー活用時の留意事項について解説されました。
さらに、事前に寄せられた質問のすべてについて、回答がなされました。
私のかねてからの疑問にも答えていただきました 😀
理事長の話を伺っていると、テキストに記載されている一行の文章がしっかり考察されたうえで表現されていることがよくわかりました。
基礎をキチンを固める、私はまさに、こういう講義を待っていました!
例えば、以下の中から、精油が溶ける素材はどれでしょうか?
アロマ関係の書物に、「精油をこれに溶かして用いるとよい」とよく書かれているものもあります。
◆ウォッカ
◆グリセリン
◆コーヒーフレッシュ
◆日本酒
◆無水エタノール
◆水
答えは、溶けるのは無水エタノールのみ。
他のすべては「溶けない」のです。
簡単な実験ですが、動画を見ながら確認しました。
クラフト作りの際には、それを踏まえる必要があります。
午後は、クリエーション学科。
紙でお花を作り、花芯にゼラニウム精油を滴下して、ディフューザーにしました。
サロンのテーブルで優しく香っています。
長い歴史を持ち、伝承的に用いられ来たアロマテラピーの世界では、現在、科学的なアプローチで様々なことがわかりつつあります。
私は常に、
「なぜ、そう言えるのか?」
と問いながら、正しく、そして楽しいアロマテラピーをお伝えしていきたいと思っています!