保湿するのにべとつかない!ホホバオイルの検証結果
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」出野です。
公益社団法人 日本アロマ環境協会の機関誌『AEAJ』の2021年夏号が届きました。
『AEAJ』には「試して深める!アロマ科学室」というコーナーがあり、いつも楽しみに見ています。
今回のテーマは、「植物油の検証」。
アロマトリートメントでは、基材となるオイルに精油を1%程度の濃度になるように加えてトリートメントオイルを作ります。
つまり、99%は基材となるオイルなんです。
受講者様には、何の精油を加えるかと同様に、植物油にも関心をもっていただきなと、私は思っています。
今回の実験では、
マカデミアナッツオイル
スイートアーモンドオイル
グレープシードオイル
ホホバオイル
植物性スクワラン
がその対象となっていました。
当サロンで主に使用するホホバオイルについて、「保湿力がとても高いのにべたつかない」と私は評価していました。
その「べたつかない」は私が感覚的にとらえていたわけですが、今回の実験では、
「植物油を手の甲に0.05ml滴下して伸ばして3分間置いた後、砂をつけて、手の甲についた砂の量を測定する」
という方法で「べたつき」を計っていました。
その結果、べたつきにくい順に、
1)ホホバオイル
2)グレープシードオイル
3)植物性スクワラン
4)スイートアーモンドオイル
5)マカデミアナッツオイル
となりました。
ホホバオイルは、べたつき感が少なく、夏にも心地よく使用していただけますね。
ただし、私は、施術の際に、少し粘度がほしい場合は、マカデミアナッツオイルをプラスするなどして調整しています。
アロマハンドセラピストコースなどの講座では、そんな植物油の選び方についてもお話していますよ 😉