桜の下で、懐かしい大切な人を思う
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出勤前に、桜の名所である平野神社に寄ってきました。
薄ピンクの花弁が空を覆います。
鳥が鳴きながら、枝から枝へと渡っては、桜の花弁を散らします。
例年は花見茶屋でにぎわう平野神社ですが、去年も今年もコロナ感染拡大防止のために飲食禁止となっています。
一度は毛氈に座っておでんやビールを楽しむのが年中行事だったので、それは少し寂しくはあるのですが、今年はじっくりと桜を眺めることができました。
桜を見上げていて、目の前の今年の桜をみているだけでないと感じました。
今は会わなくなった人たち、亡き大事な人たち。
そんな人と見た過去の桜の光景が今年の桜に重なっていきます。
会わなくなった人たちは今年の桜を、どこでどのように見ているのだろう。
そして、恋しい亡き人たちが、この美しい景色を天から楽しんでいることを願います。
平野神社には染井吉野だけでなく、名桜と呼ばれる珍しい桜が数多くあり、順番に咲いていくので長い間、花が楽しめます。
染井吉野と違って、ほんのりと甘い香りが楽しめる桜も。
微かな香りなので、そっと花に顔を寄せて感じてみてくださいね。