革堂(行願寺)の蓮~原爆投下の日に
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京都御所から無数の蝉の声がうなるように響くのを聞きながら、サロンに出勤する途中、ふと、革堂に立ち寄りました。
革堂は西国33か所の札所だということで、普段は多くの人で賑わっています。
正式には行願寺と言うらしく、行円が1004年に建てたのだそう。
今朝は誰もいない境内に、蓮の花がすっくと天に向かって首を伸ばしていました。
私は、私の大切な人たちを沢山見送ってきました。
7~8月は一層その人たちを想う気持ちが強くなります。
極楽浄土に咲くというこの花を私の大切な人達も見ているでしょうか。
今日8月6日は広島に原爆が投下された日です。
命を燃やすように鳴く蝉の声を聞きながら、
生きたいと願いながら、愛する人を思いながら逝った多くの命を思うと、今自分はくよくよせずに、背筋を伸ばしてこの人生を生きていかねばと思います。
そして、ちっぽけなことでも何らかの貢献をしてから、私も帰るべき場所に帰っていければと思いますが、振り返れば、まだまだ人の役に立ったことより、人に助けてもらったことのほうがずっと多いようです。