信州で高山植物に出会う旅
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにご訪問くださってありがとうございます。
<今日はアロマテラピーには関係ない話題です>
先週後半から今週初めにかけて、遅い夏休みをいただいて、信州に行ってきました。
今回の旅行で一番楽しみにしていたのが高山植物。
といっても、本格的な登山をして見に行くというのは無理!
なので、ゴンドラとリフトで行ける標高1515mの
へ!
あいにく曇りがちでなのですが、お天気がいいと北アルプスを一望できます。
この地では、6月に雪解けを迎え、それと同時に遅い春を待っていた植物が一斉に花を付けます。
それからは、次々に様々な植物たちが咲いていきます。
この季節はすでに秋の花が咲き、間もなく、花の季節が終わり紅葉が始まります。
以下、今回出会った花たち。
厳しい気候の中、精一杯に生きる可憐な高山植物たちです。
<コマクサ>
「高山植物の女王」と呼ばれ、高山の厳しい環境のみ生育します。
カールした花弁がかわいらしい!
<ウメバチソウ>
清楚で可憐な小さな花です。
<マツムシソウ>
マツムシの鳴く秋に花咲きます。
重なった花弁が綺麗です。
<オヤマリンドウ>
花が茎の下の方にもついている種類もあり、それはエゾリンドウなんだそう。
両方、沢山見られました。
<プリムラ・カピタータ>
ヒマラヤの標高3000mで見られるサクラソウの仲間。
<ナナカマド>
真っ赤に色づいた実が、ゴンドラの中からも見つけられました。
この後、色づく葉も美しいのだそう。
<クルマユリ>
日本に自生する百合の中で最も標高の高いところに咲きます。
鮮やかなオレンジが目を引きます。
<ヒマラヤトラノオ>
ヒマラヤ原産のタデ科の植物。
夏から晩秋まで咲き続けるそうです。
<カライトソウ>
カライトは、中国伝来の美しい絹織物のこと。
季節が遅くて、もう鮮やかさは無くなったいました。
<ワレモコウ>
秋の風情を感じさせるので、花材にもよく使わる花。
<オヤマボクチ>
「クチとは漢字では「火口」と書きます。葉や花から綿毛を採り、火打石から火を起こすのに使っていたそうです。野菜のゴボウに近い仲間で、また地域によってはこの草を蕎麦のつなぎに使うこともあるようです。」(白馬五竜高山植物園サイトより)
<ノコンギク>
こちらも、園内の各所に群生していました。
秋らしい風情を感じさせる花です。
<サルビア・サブパルマチネルビス>
小さなピンクの花がうつむき加減に咲いています。
高山植物は派手さは少なく、こういう可憐な花が多いですね。
<アキノキリンソウ>
鮮やかな黄色い花がひと際目を引きます。
<ヒダカミセバヤ>
岩の間に咲いていたかわいらしい多肉の花。
北海道日高地方固有種でベンケイソウ科植物です。
<アサマフウロ>
浅間山麓によくみられることが名前の由来だが絶滅危惧種になったいるそう。
小さいけれど、「私を見て!」と言わんばかりに上を向いて堂々と咲いています。
今回の旅行では、この高山植物園のほかに、青木湖、大出のつり橋、北斎と栗の街である小布施、善光寺、上高地と4日間で巡りました。
宿は、ホテルグリーンプラザ白馬。
ホテルの敷地内には、「白馬コルチナイングリッシュガーデン」も併設されていて、朝の花散歩も楽しみました。
ホテルの部屋の外は、スキーのゲレンデが広がります!
白銀の季節も素晴らしいでしょうね。
ロビーはすっかりハロウィーン🎃
帰宅し、水道の蛇口をひねると流れ出る生ぬるい水に、京都に戻ったことを実感させられています。