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匂いと香りの日本文化~『源氏物語』に寄せて
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
昨日は、「文化と産業の交流拠点(仮称)」(旧富岡鉄斎旧邸)にて開催された「匂いと香りの日本文化~『源氏物語』に寄せて」を聴きに行ってきました。
講師の濱崎加奈子氏(京都府立大学准教授)は、香道をテーマに博士論文を書かれた方。
神話、香木伝来、和歌、薫物、物語、香の道へ、組香の章立てでお話しくださいました。
90分でお話しいただくには、香りの文化があまりにも深すぎたように思いましたが、興味深い視点を沢山お教えいただきました。
今、私は新しい講座を構想しています。
京都から発信する「和のアロマ」がテーマです。
そのため、現在、様々な視点からの情報を集め、深めています。
また、現在の京都御所南に加えて、北野天満宮横に新たな拠点も計画中です。
さて、講演後は、施設見学をさせていただきました。
最後の文人と呼ばれた富岡鉄斎(1836~1924)は、立命館大学の前身「私塾 立命館」で教鞭をとっておられたそう。
親しみを感じます😊
今回の整備にあたっては、整備前の古材を再活用して、当時の再現に取り組まれました。
また、伝統産業の担い手さんの作品、技も随所に取り入れられています。
今回、14:30の開始に間に合うよう、サロンから30分ほど歩いていきました。
暑い盛りの時間。
暑すぎて、途中、息苦しくなり、しばし日陰で休憩しました。
いやはや、危険なほどの暑さです💦
吉田兼好は、徒然草に「家の作りやうは夏をむねとすべし」と書いていますが、令和のこの暑さを知れば何というのでしょうね。