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Shinoa Blog

オランウータンも植物療法!薬草で創傷治療

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。

 

アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分を使って行う植物療法の一つです。

人類は衣食住に植物を活用してきましたが、身近にある植物を病気を治したり、美容に役立てたりしてきました。

 

朝日新聞によると、なんと、人間だけでなく「森の賢人」とも呼ばれるオランウータンも、薬草を用いてケガの治療を行っていることがわかったそうです。

 

 

オランウータンの自己治療の様子が観察されたのは、インドネシアスマトラ。

オランウータンが、頬に出来た傷に、鎮痛や解熱作用のあるフィブラウレア属の植物の汁や果肉を、傷口がふさがるまで塗っているのが観察されました。

 

観察したドイツのマックスプランク動物行動研究所のチームは、

「人類と最も近い親戚の、セルフメディケーションの存在や、創傷治療の進化の起源について新たな洞察を与えてくれる」

としています。

<参考.朝日新聞夕刊2024年5月21日発行>

 

フィブラウレア属の植物が傷の治療に良いということをオランウータンはどのようにして知ったのでしょうか。

 

オランウータンは、群れで暮らさず単独行動が基本だそう。

ということは、お母さんが子育て中に子供に伝えるのでしょうか?

とても興味深いことですね。