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銀杏(ギンナン)の臭いのは恐竜のせい??
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
アロマテラピーを学ぶようになって、精油に限らず、様々な「におい」に関心を持つようになりました。
そんな中、かねてより疑問を抱いていたのは、なぜ、ギンナンは臭いのかということ。
多くの果物は、エステル系のフルーティーな香りで美味しそうなのに、ギンナン臭はお世辞にも美味しそうではありません。
中身は美味しいのに、なぜあんな匂いをまとっているんでしょう?
この私の疑問にヒントをくれる記事を朝日新聞の「サイエンス on Saturday」(2019年11月9日付)で見つけました。
イチョウの祖先は、2億4500万年前くらいに出現、
ジュラ紀や白亜紀に、オーストラリアなど南半球も含めて世界中に広がっていったそうです。
ジュラ紀や白亜紀というと、恐竜の時代!
恐竜の糞の化石を調べた結果、ギンナンを食べていたことがわかっているそう。
恐竜がギンナンを食べながら移動先で糞をして種を蒔いて、イチョウの生息地域を広げていった可能性があるようですよ!
(↑こちらは、福井県の恐竜クッキーです)
恐竜がこの独特のギンナンの匂いを好んだのかもしれない。
そしてギンナンは恐竜に食べてもらいたくてこの匂いを発したのかもしれない。
恐竜も好んだこのギンナン。
炒って殻をむいた艶々の緑の実に、ちょいと塩をつけて食べるのが、私も大好きです。
恐竜の闊歩した太古の昔を思いながら、ギンナンで熱燗一杯!