口腔ケアとアロマテラピー
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
当アロマ教室には、様々なキャリアを持った方々が学びに来られます。
「アロマテラピーアドバイザー認定講習会」「精油と仲良くなるための易しい精油化学」「アロマハンドセラピストコース」を順に学ばれているK様は、歯科衛生士さん。
歯科医療におけるアロマテラピーの可能性についてのお考えをお聞かせいただいて感銘を受けました。
歯科治療や口腔ケアは、患者さんにストレスを感じさせることが多々あります。
正直、私も歯医者さんは苦手で、つい緊張して力が入ってしまいます。
特に、ご高齢の方、認知症の方などにおいてはなかなか口を開いて下さらないこともあるそうです。
また、緊張は唾液の分泌量も減らします。
唾液は口の中のphを整え、虫歯を予防するために大きな役割を果たすんだそう。
K様は、心地よい香り(嗅覚刺激)とタッチング(触覚刺激)が患者さんの緊張を緩和し、リラックスして治療を受けることにつながるのではないかと考えられています。
K様は、今後高齢者向けの訪問歯科医療にも力を入れられます。
アロマテラピートリートメントやエステティックを受けるように快適に、お口の中のケアも受けられたら、とても嬉しいですね。
総務省は9月17日、敬老の日(9月18日)に合わせて、65歳以上の高齢者が総人口に占める割合が過去最高の29.1%になったことを発表しました。
同時に、仕事をしている高齢者は19年連続で増加し、仕事をしている人の7人に1人は高齢者であるそうです。
認知症予防や、感染症予防に口腔ケアがとても大切だということが分かってきています。
口の中の健康を保って、シニアライフを元気にすることが、日本を元気にするのに貢献するのかもしれません。