京都御苑の梅花に思うこと~サロンのご近所案内
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」出野です。
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1月6日(金)が、二十四節気の「小寒」。
小寒の初日は「寒の入り」と呼ばれます。
大寒までさらに寒さが厳しくなっていくといわれます。
そんな季節ですが、京都御苑では梅が咲き始めています。
梅は桜のような華やかさはないですが、澄んだ香りが魅力です。
木によって香りも異なり、マスクをずらしてクンクンと嗅いで楽しんでいます。
そしてこちらは寒桜。
冷たい風に可憐な花を震わせています。
この季節、京都御苑を歩いていると8年前のこの季節がよみがえります。
年末に約29年勤務した大学を早期退職したものの、開業に向けてはわからないことだらけ、不安だらけ。
そして、「収入がないこと」にいたたまれない気持ちになっていました。
年が明けたちょうど今の時期、烏丸丸太町のパソコン塾でプレゼン資料やチラシやポスターの作り方を学びに行っていました。
前職ではほぼ終日パソコンの前にいましたが、使う機能が全く違って、開業後に使える技術を習得する必要があると思ったからです。
塾の帰りに、小雪の舞う京都御苑を歩いていて、ちらほらと梅の咲いているのを見つけました。
新島襄先生の詩、
「庭上の一寒梅
笑って風雪を 侵して開く
争わず 又力めず
自ずから百花の 魁を占む」
を口ずさみながら、雪の中をうつ向きながら同志社大学まで歩いたのを思い出します。
梅の香りを嗅ぐとあの日のことを思い出します。
雪の中を咲く梅の姿と香りに心がしばし緩んで励まされたものです。
あれから8年、本当に様々な方々に助けられて、2023年7月に当サロンは8周年を迎えます。
尽くせぬ感謝の気持ちを、さらなる質向上につなげてまいります。