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良い香りを食べる妖精「ガンダルバ」
良い香りを食べる妖精「ガンダルバ」
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
今日は、香りにまつわる面白い話をご紹介 😀
良い香りを食べて生きている妖精がいる?のをご存じでしょうか?
その名前はガンダルバ(乾闥婆)。
古くからインドで伝えられてきた妖精です。
この妖精、いたずら好きな性格で、ちょこまかと動き回って、時には夫婦の寝室をのぞいたりするそうです。
インドの古い文献には、受胎するときには、ガンダルバの存在が必要と書かれているものもあるのだとか。
その妖精の存在が、中国の中有思想(人が亡くなって49日の間は、魂が、「次にどこに生まれようか」と彷徨っている)と結びついたそうです。
なので、人が亡くなって四十九日の間は、香りを食べるガンダルバのために線香を絶やさないということなんだそうです。
香りを食べて生きるって、何だか素敵ですね💕
この話にご関心をお持ちの方は、佐々木閑氏(花園大学教授 仏教哲学・古代インド仏教学・仏教史)のYouTubeチャンネル、「仏教講義7 阿含教の教え3 その28」でご覧いただけます。
ガンダルバさん、良い香りを求めて、精油の香りのするところにも現れるかもしれませんね 😀