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Shinoa Blog

藤袴の香り漂う行願寺(革堂)~サロンのご近所案内

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

汗ばむほどの陽気となった秋晴れの昨日。

行願寺(革堂)へ藤袴を見に行きました。

 

境内にはずらりと藤袴の鉢。

 

 

秋の七草にも登場する藤袴。

 

藤袴はその香りゆえに、古くから愛された植物で、源氏物語の巻名にもなっています。

この巻は、夕霧が玉鬘に藤袴を差し出し詠んだ歌にちなんでいます。

<同じ野の 露にやつるる 藤袴 あはれはかけよ かごとばかりも>
 
 
蝶々はこの花が大好きなようですね。
沢山の蝶々が蜜を求めて舞っていました。
町中でこんなに蝶々を見ることはめったにありません。
 
<ウラベニヒョウモン>
 
<ナミアゲハ>
 
花からも甘く優しい香りがしますが、乾燥した葉や茎から杏仁豆腐のような香りを発します。
 
来週末の藤袴祭では、境内で匂い袋や入浴剤が販売されると思います。
 
行願寺(革堂)は、当サロンから歩いてすぐ。
 
サロンにお越しくださった後は、少しだけ足を延ばして、この季節ならではの香りと景色を楽しまれませんか。