京都御苑内「京都迎賓館」ガイドツアーに参加~サロンのご近所案内
京都御苑内「京都迎賓館」ガイドツアーに参加~サロンのご近所案内
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
猛威を振るうコロナウィルスで当サロンのお客さまにも、キャンセルの方が少し増えてきています。
ポッカリとご予約の無くなった日に、京都御苑内の京都迎賓館ガイドツアーに参加してみました。
定刻までガイダンス映像を見て、定刻になると注意事項の説明とイヤホンの貸与があります。
荷物を預け、セキュリティチェックを受けてツアーに参加します。
<正面玄関>
海外の賓客は車列を組んでこの門から入り、正面玄関に停車し、迎賓館長が玄関前で出迎えるのだそう。
正面の扉は、樹齢700年の欅の一枚板です 😮
<夕映えの間>
大臣会合などや立礼式のお茶のおもてなしに使われる部屋。
東西の壁面は、日本画家の箱崎睦昌氏の下絵をもとに、つづれ織りで制作された織物だそう。
東の比叡山を月が照らす様子と、京都の西の愛宕山に夕日が沈む様子を表現しています。
<桐の間>
和食を提供する「和の晩餐室」。
芸舞妓の舞や琴の演奏のスペースも設けられていました。
そして、座椅子の背面には、桐の紋章が蒔絵で描かれていますが、同じ配色のものはなく、すべて異なっているそうです。
<藤の間>
京都迎賓館で最も大きな部屋で、洋食の晩餐会や式典の会場になるそうです。
31.m×16.6mのつづれ織りには、39種類の草花が描かれています。
使用される桐の紋章付の食器。
館内のそこかしこに人間国宝が手掛けた調度品が飾られています。
<庭園>
建物は庭園を囲むように配置され、見る位置から趣向が変わるようになっています。
建物内のデザインも水との一体を意識されているように思いました。
稲作を模してあるそうですが、錦鯉が悠々と泳いでいます。
が、稚魚は、京都御苑に住むアオサギに食べられるそうです😅
セキュリティ厳重なここですが、アオサギをはじめ鳥たちは、出入り自由ですものね!
プレミアムツアーでの参加だったので、普段は入れない場所にも案内してもらいました。
撮影禁止箇所もあり、特に滝の間を撮れなかったのは残念でしたが、しばし暑さを忘れる心地よさでした。
110分のツアーを終えて、ツクツクボウシの声が響く御苑内を歩いて、サロンに戻ります。
途中、九条池で、迎賓館の池で鯉の稚魚を失敬するというアオサギ発見。
京都御苑はお散歩コースですが、実は、迎賓館は初めて訪れました。
建材は、日本各地から取り寄せていました。
選りすぐりの材料を使い、京都の匠たちが、古都の伝統と科学技術を融合させながら作り上げた芸術品だと感じました。
予約が無難ですが、空きがあると、当日でも参加可能です。
ツアーに参加してしまうと大丈夫ですが、集合場所まで砂利道を歩いて行かないといけないので歩きやすいお履き物でどうぞ。