亡き母のバラが咲いた
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」の出野です。
本日もブログへのご訪問ありがとうございます。
母が亡くなって5年が経ちました。
家族の思い出の詰まった実家ですが、近い将来、手放すことも考えないとと思い、母が庭で育てていたイングリッシュローズを挿し木して自宅で育てることにしました。
何度も挿し木に失敗していましたが、昨年、ご近所のアトリエ プーゼさん(フラワーアレンジメント)の先生や生徒さんにバラの挿し木のイロハをご教示いただいて、成功!
それからの成長は目覚ましく、花をつけてくれました!
母と一緒に愛でたくて、切り花にしました。
とげのあるものはお仏壇に供えないほうが良いときいたことがあるので、お仏壇の中ではなくて、前に置いています。
この頃、しみじみ思うこと。
今の私と同い年の母に会って、いろんなことをおしゃべりしたい。
唯一無二の親友になれるでしょう。
もっと話したかった。
もっと母のことを知りたかった。
もっと「ありがとう」と言いたかった。
今になって、母の老いの哀しみがすとんと胸に落ちて理解できると思うことが増えました。
それにつれて、後悔も湧き出でて、ついつい涙がこぼれます。
でも、母はそんなことすら、お見通しだったのかもしれません。