落ち込んだ時の自分の立て直し方は、アロマと緑と本屋さん
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」のブログにようこそお越しくださいました。
昨夜の雨はすごかったです!
明け方に、「高齢者等避難」のアラームが30分おきに3度も鳴り響きました。
無事朝を迎え、現在は、青空も見えていますが、ちょっと寝不足気味の今日です。
皆様には、ご無事でいらっしゃいますでしょうか。
さて、気持ちが落ち込むとき、悲しくてどうしようもないとき。
どうして自分を立て直されていますか?
というのが、今日のテーマです。
「Shinoaでアロマテラピー」?
はい、いいお答えです(笑)
植物のチカラと、私の手のチカラで、精一杯、お心とお体を整えさせていただきます。
嗅覚と触覚という、人間にとって最も原始的な感感覚を賦活することは、理屈なしに心身を癒すことが、科学的にもわかってきています。
アロマテラピートリートメントは実に有効な元気回復法です。
また、森や山など緑の多いところに行って、自然に身を置くのもいいですよね。
私は、もう一つの選択肢として、本屋さんに行きます。
サロンからぶらぶらと河原町通を歩いて、BALの地下にある丸善へ。
広大な本屋さんの隅から隅まで、きょろきょろしながら、歩きます。
私には全く興味のない、こういう学問分野があるのかすら知らない領域の本の背表紙を見て歩きます。
世の中には、色んなことに関心を持って人がいて、そのことに人生を捧げているのがわかります。
「よくまあ、こんなピンポイントな研究で!」
というタイトルにもよく出会います。
なかでも、「苦悩に満ちた人生をいかに生きるか」について、様々な方面から書かれた本は数えきれません。
こういった本を眺めると、自分を落ち込ませている辛い出来事は、決して特異なものでなく、人間の苦悩の中ではいかにも平凡なことであることがよくわかります。
時を忘れて、先人の知的な仕事の成果をたどっていると、励まされるのです。
最近はコロナでなかなか旅行に行けませんが、旅行に行って非日常に身を置くと、自分の悩みを別の角度から見られるようになるのと似ているのかもしれません。
興味のある本を手に取って、目次を見て、書棚に戻して・・・を繰り返して、本を買う時も、買わないときもあります。
そのうち、なんとなくお腹もすいてきて、丸善カフェで名物「早矢仕ライス」を食べるころには、幾分元気を取り戻せてきます 😉
「丸善の棚へ黄金色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けてきた奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあの丸善が美術の棚を中心として大爆発するのだったらどんなにかおもしろいだろう」と、小説『檸檬』に書いた梶井基次郎。
彼が、レモンを買った果物屋さん跡は、サロンのすぐ傍にあります。