自分を楽にすることを亡き母も望んでいると思えた~アロマトリートメントお客様の声
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
京都市西京区のU様がアロマテラピートリートメントレギュラーコースにお越し下さいました。
10カ月ぶりのご来店です。
この間に、最愛のお母様を見送られたそう。
「無我夢中の日が過ぎて、
ふと自分がとてつもなく疲れていることに気づいて、
やっと自分をケアできる気持ちになって、
思い出したのがここでした。」
とおっしゃっていただきました。
ずっと気を張り詰めておられたことがわかるお体でしたが、100分の時間をいただいて、U様のお体に語り掛けるつもりで施術をさせていただきました。
次第に呼吸がふーっと深くなられ、きゅっと固まっていた筋肉がゆるっとほぐれ、私の手の中で緩んでいきます。
うとうととまどろんでおられたU様が、施術後に、
「重かった体が、スッキリしました。
丁寧に大事に触ってもらって気持ちも和みました。」
「もっと母に出来たことがあったのにと、後悔ばかりしていました。
施術してもらっていると、自分を責めるよりも、自分を楽にさせることを母も望んでいるって思いました。」
とおっしゃってくださいました。
U様は、母一人子一人で、お母様と濃いご縁に結ばれ共に生きて来られたそうです。
お母様は、ひたすらにU様の幸せを願っておられるはずですね。
お母様のご冥福と、U様のご健康をお祈りいたします。
私も今月、母を亡くして4年を迎えました。
亡くした大切な人達を思わない日はなく、桜を見上げては心で語りかけ、一緒に愛でている気持ちです。
人生に喪失は不可避ですが、体を楽にすることで、心も少し楽になれます。
私自身、その体験からアロマテラピーを学び始めました。
しんどいとき、一息つきたいとき、植物の恵みと人の手の温かさに身を委ねてみていただきたい。
辛さの中で身動きできなくなっている方に、そういう選択肢があることを知っていただきたいと思います。