プレミアムローズウォーターはイランから~米イラン間の緊張の中で
本物と上質を求める大人のための「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」出野です。
イランによるイラク米軍駐留基地にたいする弾道ミサイル攻撃によって緊張の高まっているアメリカとイラン。
今朝の新聞では、
アメリカとイランの間における大規模な軍事衝突は回避されたこと、
アメリカはイランに追加的な経済制裁を科すであろうこと、
が報じられています。
当サロンのお客様にもご愛用頂いているプレミアムローズウォーターは、イランからやってきます。
イランといえば、かつての私は、砂漠の広がる土地であるようなイメージを抱いていました。
しかし、この芳しいダマスクローズの発祥の地であるカーシャーンアザラシは、標高3600メートルの山地。
ここに3000年前から原種のまま品種改良されることなく、咲き続けているそうです。
周囲にある標高5000メートルを超える山々があり、このミネラルたっぷりの雪解け水でバラが元気に育ちます。
日本ではバラというと、害虫や病気に弱いので、農薬が必要ですが、ここでは違います。
昼は45度を超え、夜は18度まで下がる一日の寒暖差の激しさに、虫が発生しないので、無農薬での栽培が可能なのです。
車の入れない山間部での栽培であるため、運搬には今もロバが活躍しています。
ロバに積んで蒸留所のある村に着いたバラは7時間かけて蒸留されます。
こうして作られたローズウォーターは、タンクで日本に持ち帰り、殺菌しボトリングして飲用可能なレベルのプレミアムローズウォーターになります。
イランの人たちは、かつては治療薬として活用していたローズウォーターを、現在も日常的に使用し、お清めに使ったり、様々な薬効を享受しているといいます。
先月、プレミアムローズウォーターの製造・販売会社の新井代表が当サロンにお越しくださいました。
新井代表は、最高のローズウォーターを求めて、バラの名産地として名高いブルガリアや、香りの都グラースなどを訪問されたそうです。
しかし、精油でなく芳香蒸留水としてのローズウォーターは、イラン産に勝るものはないと、話してくださいました。
ただ、現在も、アメリカの経済制裁のためにローズウォーターをイランから直接日本に送ることができないため、輸送に大変な苦労をしておられるとか。
世界が平和であり、今後もこの素晴らしいローズウォーターが無事に日本にやってくることができますように!
そして、私もこのバラの恵みを、バラを育むイランの自然や生産者さんに思いを馳せて大切に使っていきたいと思います。
★1月30日まで、「冬の薔薇祭」を開催中です(←クリック)
プレミアムローズウォーターやローズを使た化粧品のお買い上げで、プレミアムローズウォーター30mlボトルをプレゼントさせていただいています。
<画像はエズエス社さまからお借りしました>