塗香と文香を作る~「和アロマコース」3クール目スタート
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
最近の京都、連日の厳しい暑さに加えて、夕方のゲリラ豪雨も凄まじいものがあります。
昨夕も、雲行きが怪しいと思ったら、急に大粒の雨。
あっという間にたたきつけるような雨になり、雷が鳴り響く。
さらに大雨警報、洪水警報、さらに竜巻注意報とアラームが鳴りまくり。
帰宅途中の方も多い時間帯。近くの駅や商業施設に入るなどして安全を第一に行動したいものです。
さて、今年から開講している
3クール目のレッスンが始まりました。
滋賀県草津市のY様は、昨年当教室で、
を受講され、アロマ検定1級に合格されました。
アロマ基礎コースで学ぶ30種類の精油はすべて外国産。
日本の香りはどうなのだろうと興味をもって学ばれることになりました。
初回の講座では、
・なぜ和の香りを学ぶのか
・日本人と香りの歴史
について学びます。
話は、今から5万年近く前のネアンデルタール人の植物療法から始まります。
そして、『日本書紀』『今昔物語集』『枕草子』などの文献から、香りの歴史を垣間見ます。
クラフト作りは、塗香と文香。
塗香は、香材料の粉末をブレンドしたもの。
お清めなどに使われますが、リラクセーション効果や抗菌効果が期待できます。
ちなみに、「和アロマ」を学ぶということで、Y様、着物の生地でオーダーしたシャツをお召しになっています!
素敵ですね😊
お好みの香材料と和精油を合わせて、自分好みの香りを創っていただきます。
さらに、文香を作ります。
名刺入れやハンカチ入れに入れて香り付けするのもおススメです。
できあがりました!
アロマ精油でのクラフトととはまた異なる、深く心に染み入るような香りです。
不快指数Max?の蒸し暑い京都。
ムッとするような蒸し暑さゆえに、強く香りが立ちます。
昔はこんなに暑くはなかったのかもしれませんが、吉田兼好に、「家の作りやうは夏をむね(旨)とすべし。 冬はいかなる所にも住まる 暑き比(ころ)わろき(悪い)すまひ(住まい)は たへ(耐え)難き事なり」と言わせた京都の蒸し暑さ。
この厳しい気候にも、和の香りがマッチするのかもしれませんね。