京都府立植物園と『植物誌』
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
アロマテラピー検定の勉強をされている方は、『植物誌』という書物をご存じのことと思います。
『植物誌』は、紀元前400年頃の古代ギリシャの哲学者テオフラストスが著した書物で、500種類以上の植物を科学的に分類しています。
書物の中には、香料の調合、製造、使用方法についても書かれており、人類の歴史が植物の香りの利用の歴史であったことを思わされます。
先日、現代版『植物誌』を、京都府立植物園でも手掛けられると報じられていました。
<京都府立植物園温室にて>
京都府立植物園は、植物についての学びの場ですが、市民の憩いの場であり、子供の遠足の場であります。
そして希少な植物の保全や植物に関する研究の貴重な施設です。
この植物園は、日本で最古の公立の植物園で、ことし1月開園100周年を迎えたそう。
100周年を記念して、園内に子どもたちが植物の多様性を学べる「子どもはぐくみゾーン」を整備したり、温室を充実したり、様々な記念イベントが計画されているようです。
『植物誌』もその一環として作成されるとのこと。
植物園は私の大好きな癒しスポット。
京都版『植物誌』がとても楽しみです。
<京都府立植物園 ティートリー>
<京都府立植物園 タイサンボク>