ローズマリーはやっぱり「若返りのハーブ」だった!?
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」出野です。
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ローズマリーは古くから「若返りのハーブ」と呼ばれてきました。
そのローズマリーの精油が、皮膚老化の原因となる物質の産生を抑制するという研究報告が、公益社団法人日本アロマ環境協会の機関誌『AEAJ』2023年秋号で紹介されています。
ローズマリーが「若返り」と結びつけられた有名なエピソードは、14世紀末のハンガリーのこと。
ハンガリー王妃エリザベート一世の手足が痛むという病気の治療に、修道院の僧が痛み止めを献上しました。
その痛み止めは、ローズマリーを主体としたチンキ剤「ハンガリアンウォーター」だったと言われています。
これを使って、症状がみるみるよくなった王妃は、その美しさも取り戻したのです。
そして70歳を超えた王妃に、20歳近く年下の隣国ポーランド王子が求婚したというのです。
そこでハンガリアンウォーターは、「若返りの水」と呼ばれ、ローズマリーが「若返りのハーブ」とされるようになったと言います。
このローズマリー、長い時を経て、現代になって、認知症予防のためのアロマテラピーで「朝の香り」としてレモン精油とともに使用されるケースもあります。
そして、今回の実験では、皮膚老化の要因となるAGESの産生を抑制し、エイジングケアに役立つ可能性が示されました。
水蒸気蒸留法が確立したであろう時代からおよそ1000年。
人類が使い続けてきた精油のチカラとそのメカニズムが少しずつ明らかになってきています。
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