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雑草に勝てるはずがない(3)なぜ刈られても成長するのか?の秘密
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春以降は、猛々しい雑草との闘いでもあります。
前回からちょっと間が空きましたが、今日は「雑草に勝てるはずがない」の第3弾です。
雑草は、刈っても刈ってもなぜ元気に成長するのでしょうか?
たとえば、この「スズメノカタビラ」
草刈りに滅法強いイネ科の雑草です。
イネ科の雑草は植物の中でも、最も進化した植物なんだそう。
イネ科の雑草はもともと草原地帯で生育していました。
草原では、草食動物たちが雑草を競い合うように食べあさります。
だから、イネ科の植物は、食べられること前提で進化していきます。
一般的な植物の生長点は茎の先端にあって、上に伸びていきます。
草食動物に茎の先端を食われるイネ科の植物は、それでは成長できません。
なので、イネ科の植物は生長点を低い位置に設定するという進化をしたというのです。
草食動物に食べられても、
人間に刈られても、
生長点はダメージを受けないから、どんどん葉が伸ばせるというのです!
いやはや、雑草に勝てるはずがない💦
とはいえ、あきらめるわけにもいきません。
かなわない闘いだとわかりつつ、私は草を刈り続けるのです。
参考.『雑草の不思議』稲垣栄洋著
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