手指の痛みや変形に悩んでいませんか?65歳以上女性の9割が変形関節症!?
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
当サロンのお客様は40~50代の、いわゆる「揺らぎ世代」の女性が中心です。
この年代になると、様々な不快な症状に悩まされることがあります。
その中の一つとして、手指にしびれ、痛み、腫れを感じる方が増えていきます。
かくいう私も、数年前に、右小指の第一関節に腫れと痛みを感じて、大変不安になりました。
「もしやリウマチ?」と、リウマチ内科を受診しました。
そこで、血液検査もしていただき、
「第一関節にリウマチは出ない」
「使いすぎではないか」
「年齢のせい」
ということで痛み止めをもらって帰った経験があります。
しかし、そのうちに右小指の関節が思うように動かなくなりました。
このような「変形性関節症」。
なんと、65歳以上の女性の9割に症状があるという報告があります。
100種類はあるという手の病気の9割は、6種の疾患に分類されるそうで、
1)ばね指
2)ドケルバン病
3)手根管症候群
4)ヘパーデン結節
5)ブシャール結節
6)拇指CM関節症
です。
リウマチかどうかは、血液検査で容易にわかりますし、リウマチであっても現在では早期発見で適切な薬を用いることで進行を抑制することが出来るようになっているのだそう。
さて、私の指は、ヘパーデン結節であったのですが、65歳以上の日本人で手首から先に変形のある人は92%で、そのうちヘパーデン結節が86%で第一位。
気付かないままの方も多いそうですが、私はサロン開業直後の発症であったため、このままセラピストとしての仕事が出来なくなるのではとパニックになったのです。
その時に先輩セラピストさんのアドバイスで、更年期外来を受診しました。
サロン近くの「清子クリニック」です。
ここで、丁寧に症状を聞いていただき、血液検査の結果を踏まえ、漢方とサプリメントを処方していただきました。
というのは、手指の変形には、女性ホルモンが大いに関係しているというのです。
エストロゲンが一気に減少する50代前半に手指の痛みはピークを迎えるのだそう。
なので、「更年期外来」のある清子クリニックが私にはぴったりでした。
あるいは、「日本手外科学会 手外科専門医」で検索して相談するのもいいようです。
そして、セルフケア。
手を使った後は流水で冷やす
テーピングする
体全体を温める
ハンドマッサージする
夜間は手を冷やさない
セルフハンドマッサージの方法はサロンでもお伝えしていますし、動画も公開しています。
痛めるまでは意識しませんが、手は始終、休むことなく働いてくれています。
いつも頑張ってくれている手に目を向けて、労わることも大事ですね。
そして、異常を感じたら、早めにお医者様で検査を受けましょう。
私は今は痛みも治まって、元気にサロンでアロマトリートメントをさせていただけています。
人生100年時代。
生活の質を落とさずに笑顔で暮らせますように!
<参考>オオツカ・プラスワン「女性の健康 オンライン特別セミナー」開催レポート
平瀬雄一氏 医療法人あんしん会メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター長 講演