ウィルス感染対策とアロマ~安部茂氏スペシャルセミナー
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
抗菌アロマテラピー研究で著名な、安部茂氏(帝京大学医真菌センター客員教授)のスペシャルセミナーを受講しました。
タイトルは、
「『ウイルス感染対策とアロマ』今、そしてこの冬を乗り切る為に」
セミナーはzoom開催。
先生や受講者の方の方のお顔をPC画面上ですが、身近で見ながら受講できます。
私は以前、公益社団法人 日本アロマ環境協会の講演を聴いてから、安部先生のファンなのです💛
今回のお話は、
★私たちはどのようにウイルス感染するのか
★ウイルスの特徴から考える感染予防対策
★鼻うがいの効果
★精油の抗菌力と抗ウィルス作用
★ウイルス感染に適用が考えられる代表的精油
★感染防御と関連しうる精油のそのほかの働き
などの内容で、あっという間に90分が過ぎていきました!
印象に残っていることをいくつかご紹介します。
●マスクは有効な感染防御策となる!
マスクはウィルスの侵入を防げないので、役に立たないという説もありますが、それは間違い。
呼吸器感染では、通常100~200個以上が上気道に入らないと感染は成立しないと考えられる。
0.05mmの飛沫に100以上のウィルスが入っているので、これを防ぐことで感染予防になり、マスクは有効である。
また、粘膜上の粘液が少なくなると、繊毛による異物排出が難しくなるため、マスクは保湿の意味でも重要である。
●鼻洗いが有効!
ウィルスは粘膜の粘液に入って数時間は増えないが、その後急激に増加する。
感染早期の生理食塩水での鼻洗いで感染防御や罹患期間の短縮、家族間感染の抑制が期待できる。
●エンベロープがあるウイルスは精油で障害されやすい!
インフルエンザやコロナは、ウイルス粒子を保護するために脂質でできた膜状の構造=エンベロープを持つ。
ウィルス感染に適用が考えられる代表的な精油として、ティートリー、シナモン、ユーカリがある。
とりわけ、ユーカリは、総合的に優れた性質がある。
学んだ内容は、アロマレッスンや「アロマ基礎コース(アロマ検定対応)」等で、受講者様に還元していきたいと思います 😉