風邪予防とアロマテラピー
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
朝晩は10度を切るのに、日中は20度超え。
寒暖差が大きく、体調管理が難しいですね。
寒くなると、
「風邪予防にディフューザーで精油をたきたいんですが、何がいいですか?」
とおっしゃるお客様がよくおられます。
しかしながら、抗ウィルス作用の高い精油をディフューザーで漂わせたり、アロマスプレーを部屋に噴霧したりしても、風邪予防、インフルエンザ予防を期待するのはちょっと難しそうです💦
精油の抗菌力は0.1~数%の濃度で発揮されますが、空気中の芳香の濃度はppmの濃度、つまり%表示では1,000,000(10⁻⁶)%と微量で、とても抗菌力を発揮する濃度とは程遠いからです。
ディフューザー噴出口から出てきた直後の蒸気はまだ空気中に拡散していない精油ガスを多量に含むため、抗菌力を有する蒸気です。
しかし噴出口から数10㎝も離れると上記は大気中に拡散してしまうため、もはや抗菌力は失われます。
<参考.『アロマセラピー標準テキスト』「Ⅱ部臨床応用3章精油の抗菌活性」日本アロマセラピー学会編>
しかしながら、精油には免疫力をUPさせるというもの、抗ウィルス作用を持つものがあります。
また、抗ストレス効果、鎮静効果などにより、快眠に導いてくれる精油も多々ありますから、体調管理には大いに活用できます。
そして、万一風邪を引いてしまっても、不快な症状をやわらげるのに有効な精油もあります。
アロマテラピーを上手に使って季節の変化を乗り切りましょう!
サロンでは、お客様に応じた精油ブレンドとその使用方法をご提案しています。
お気軽にご相談ください。