闘病中の母にアロマハンドトリートメントが出来て幸せだった~受講者様より
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン、「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」の出野です。
今日もブログへのご訪問ありがとうございます。
2年半前に当教室でアロマハンドセラピストコースを受講されたS様から、久しぶりにメールをいただきました。
ありがとうございます。
当時、闘病中だったのお母様のために、ハンドトリートメントをしてあげたいと習われました。
そのお母様の、初盆を迎えられるということでした。
そのお知らせと、お母様にハンドトリートメントをすることが出来て幸せだったということが綴られていました。
S様のご了解のもと、抜粋してご紹介します。
「母の手をとってハンドマッサージをしていると、母が私に注いでくれた愛を思い出すことができました。
マッサージ中は、母とたくさんの話をして、ありがとうという言葉をかけることができました。母からもありがとうと言われました。
ハンドマッサージを習っていなかったらできなかったことでした。
(中略)
母が弱い力ながら手を握ってくれました。」
「母は花が好きだったので、奮発してローズやネロリの精油を使ってマッサージしました。
そうしたらその匂いの中で、自分も明るくなれました。
母がいなくなれば生きていけないと思っていた私が、事実を受け入れることが少しですができる気がしました。」
S様も私も一人っ子で、母との縁がとても強いよう。
S様は今も泣いてばかりだということですが、お母様のために用意されたお花の精油で、セルフトリートメントをしておられるそうです。
お母様を喪われた悲しみは深く辛いことと思います。
しかし人は必ず愛する人と別れねばなりません。
お母様は、最愛の娘の手でハンドトリートメントされながら、これまでの来し道を振り返り、感謝の言葉を交わし合え、旅立たれた。
お母様にとって、これ以上の幸せはないのではないでしょうか。
そして、お母様を見送られたS様も、素晴らしい親孝行がお出来になったことと思います。
触れることは、認め、寄り添い、支えあうこと。
手軽に出来るのに、心を体を楽にしてくれる、アロマハンドトリートメントは本当に素晴らしいと、改めて思わされました。
お母様のご冥福をお祈りするとともに、お母様が何より望んでおられるであろうように、
S様がお元気で、楽しく日々を過ごされますことを願っております。