北海道富良野でラベンダーに包まれる~深山峠、ファーム富田、かなやま湖
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
先週から今週にかけて、お休みをいただいて、北海道に行きました。
今回の目的は、富良野ラベンダーと北見ハッカに出会うこと。
富良野のラベンダーが好きすぎて、昨年から、上富良野でラベンダーオーナーになっています。
昨年は、ドライにしたラベンダーを自宅に送ってもらったのですが、今年は自ら刈り取りに行く!
これが、今回のメインイベントです。
上富良野駅から車で10分のところにある深山峠。
私のラベンダーが6株!
ハサミと袋を借りて、刈り取り開始。
風が吹くと、ラベンダーが一層強く香ります。
まるで風もラベンダー色に染まっているかのようです。
ずっしりと重いくらいの量。
何という幸せでしょうか🥰
蒸れないように、ホテルに帰って、新聞紙の上に広げます。
部屋がラベンダー畑です!
次の日は、ラベンダーの聖地「ファーム富田」へ。
1960年半ばから1970年ごろ、富良野では、ラベンダー栽培が盛んでした。
富良野地方全体で230ha以上、約250戸の農家がラベンダー栽培を手がけ、ラベンダーオイル生産量は5tに上ったといいます。
しかし、1970年半ばになると、合成香料の急激な技術進歩と貿易の自由化による安価な輸入香料の台頭で、香料会社のラベンダーオイルの買い上げ価格が下落、さらに香料会社が買い取りを中止すると、ラベンダー農家は激減します。
そんな中、富田忠雄氏は、ラベンダー栽培を諦められずにいました。
収入が絶たれた苦境の中、大地を紫に染めるラベンダーの光景が国鉄のカレンダーに採用されたことをきっかけに、全国にその美しさが知られます。
ファームには、全国から人が集まるようになりました。
富田氏は、これまでの香料会社頼みではリスクがあると考え、苦労を重ねて、自社でラベンダー製品の開発、蒸留を行い、香料の本場フランスでもその品質を高く評価されるようになるのです。
あぁ。感動するなぁ・・・
今回は、専用の機械を使ったラベンダーの刈り取りを見ることができました。
専用の刈り取り機が通れるように、畝の感覚が計算されています。
刈り取られたラベンダーは、フアーム富田内の蒸留所で精油や芳香蒸留水になります。
一時は、ラベンダーの灯が消えかけた富良野ですが、今はラベンダーの街。
様々なラベンダー園が点在しているだけでなく、ホテルやレストラン、一般家庭の庭先にまでラべンダーが植えられ、街がラベンダーの香りに包まれています。
そして、南富良野、かなやま湖のラベンダー園。
山と湖に囲まれた実に見事な景色です。
まだあまり知られていないのか、人も少なく、この雄大な景色を独り占めできます。
おススメです!!
この世を去るときに見るという走馬灯で、きっと私はこの美しい景色に再会することでしょう。
私が刈り取ってきたラベンダー。
サロンにお越しのお客様にお裾分けします(無くなり次第終了です)。
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