薄毛の悩みにアロマテラピーでアプローチ
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」のブログにようこそお越しくださいました。
公益社団法⼈ ⽇本アロマ環境協会(AEAJ)が、興味深い最新研究を発表しました。
これは、AEAJが研究費助成を⾏い、薄⽑の原因となる酵素の活性を精油(エッセンシャルオイル)が抑制した研究です。
⽇本⼈男性の男性型脱⽑症(AGA)の発症頻度は、20代で約10%、30代で20%、40代で30%、50代以降では40数% とされ、近年では⼥性型脱⽑症(FAGA)も増えているといいます。
城⻄⼤学の鈴⽊龍一郎氏(城西大学薬学部教授)は、肌と⽑髪の健康と美を⽬的とし、薄⽑の原因となる酵素(5α-リダクターゼ*)の働きを抑える精油を探索しました。
その結果、サンダルウッド、ジャーマンカモミール、パチュリ、ローズ(アブソリュート)の4つの精油に、5α-リダクターゼの⾼い阻害活性が確認されました。
とりわけ、パチュリ精油に含まれる成分「パチュリアルコール」に特に⾼い阻害活性が⾒出されたといいます。
また、東邦大学大橋病院皮膚科育毛外来の新山准教授は、AGA,5aリダクターゼ、性差について、「頭皮は皮膚とつながっているので、皮脂の分泌バランスを整えること、血液循環を良くすること、ストレスを和らげることもとても大切」と言われます。
AEAJで、これらの精油をスプレーで使って、使用前後の状態をチェックしたところ、ローズ、パチュリ、サンダルウッドのアロマスプレーで頭皮の健康度がアップしたそうです。
アロマスプレーなら、頭皮への働きかけと同時に、嗅覚からのルートによるストレスケアにも役立ちますね。
私も早速、オリジナルヘアケアスプレーを作って、試してみたいと思います!
【参考】
公益社団法人日本アロマ環境協会公式サイト「アロマ最新研究ニュースリリース」