寺町通りが藤袴の香りに包まれる!藤袴祭~サロンのご近所案内
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにご訪問くださってありがとうございます。
先日ブログでご紹介したように、先週、当サロンには秋の七草を飾っていました。
秋の七草のひとつ、藤袴。
藤袴は決して派手な花ではありませんが、古くから日本人に愛されてきた植物です。
ふんわりとした甘い香りがし、平安貴族も、好んでその香りを身に付けたそうです。
大河ドラマで話題の『源氏物語』の巻名にもなっています。
しかしながら、京都では絶滅寸前種と指定されているのだそう。
そこで、様々な場所で、この花を栽培する取り組みがなされています。
サロンのすぐ近くの寺町通りも10月に入ると、藤袴の鉢植えが随所に飾られます。
そして、行願寺(革堂)では、今年も「藤袴祭」が行われます。
私は、毎年、藤袴を使った、匂い袋や入浴剤などを購入するを楽しみにしています。
<藤袴祭日程>
10月11日(金)~14日(月)午前10時~午後4時 (最終日は午後3時まで)
なお、立命館大学衣笠キャンパスでも、学生、教職員、地域住民や嵐電の社員さんらが、藤袴を挿し芽で育てるプロジェクトに取り組んでいます。
藤袴が京都の様々な場所で香るのは心癒される光景です。
そして、藤袴の花咲く場所には、蝶々がやってきます。
つつましやかな見た目の花ですが、蝶たちには実に魅惑的な香りなのでしょうね。
酷暑が続き、豪雨による災害など、しんどい季節でしたが、どうぞ穏やかな秋の季節となりますように。