Shinoaで使用しているオイルの話
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
朝晩は暑さも和らいで、ようやく秋めいてきましたね。
御所からもしきりに虫の声が聞こえてきます。
秋は乾燥の季節。
今日は、当サロンで使用しているオイルの話です。
オイルと言ってもエッセンシャルオイル(精油)ではなく、キャリアオイル(植物油)の話。
精油は植物から抽出した天然の香り物質で、植物に含まれているときの100倍程度に濃縮されています。
したがって、直接原液を肌につけることはできません。
何らかの基材に混ぜて希釈して使用します。
アロマテラピートリートメントでは、キャリアオイル(植物油)に精油を1%程度の濃度に希釈して使用します。
つまり、お客様のお肌に塗布するのは99%は、キャリアオイルだということなのです。
このキャリアオイル、様々な種類がありますが、Shinoaでは、ホホバオイルを使用しています。
なぜ、ホホバオイルなのか。
ホホバオイルは、乾燥地帯に生育するホホバ(Simmondsia chinensis)の種子を原料とする液体ワックスです。
べとつかず、サラッとした感触にも関わらず、お肌の乾燥を防ぐ力がとても高いのです。
サロンでアロマトリートメントを受けてホホバファンになったお客様も少なからずおられます。
「高齢の母の背中にお風呂上りに塗ると、乾燥がなくなり、冬に痒がらなくなった」
「サッカーをしている息子の膝下の乾燥による粉ふきがなくなった。」
「毎日お風呂上りにオイルマッサージしているので、かかとがすべすべ」
等々のお声を沢山いただいます。
私自身も、もう何年も、毎晩、ひざ下から足裏までこのオイルでセルフマッサージをしています。
ちなみに、マッサージ用オイルとしては、植物油以外に、石油原油(鉱物油)から得られる、ミネラルオイル(流動パラフィン)があります。
こちらですと、価格はホホバ油の1/7~1/10程度でコストパフォーマンスは大変高くなりますので、コスト重視のお店では広く使用されています。
しかし、植物油の持つ力には代えられません。
特に私自身が20年近く使用し、ホホバオイルの力を実感しています。
価格高騰の嵐の中、厳しいものがあるのですが、私はやっぱり自分が最高だと思うオイルでお客様に施術させていただきたいと思っています。
★ご自宅用には、10mlにつき200円で小分けもしています。
お気軽にお申し付けください。
ホホバ油は、温度による粘性の変化が少なく、また連続加熱試験などでもほとんど変化がなく酸化しにくい特性があります。
機能性としては、抗菌活性、ニキビや湿疹などにも効果があり、またリウマチや関節炎などのブレンド用にもよいというと報告があります。
(中略)
ホホバ油の最大の特徴は皮膚水分補給の増加であると報告されていますので、角質内の水分蒸発を防ぐ効果が高く、また反復塗布しても角質層に留まり、肌荒れから肌を守る効用があります。
『マイキャリアオイルバイブル』三上杏平著 より抜粋
【日々の暮らしから】
オーバーツーリズムということがよく言われます。
私の自宅周りには観光スポットが多く、サロン周りは京都の中心地に近いということで、日々、外国人観光客で大混雑。
人数が増えるとマナーの悪い人も増えます。
うんざりというか、げんなりというか・・・。
だから、私は基本、「9時まで」と「18時以降」しか市内を動きません。
最近は観光客と市民を別料金にするという試みも始まっているようですね。
街や道、寺院等を維持管理するのには市民・国民の税金も使われています。
外国人観光客の方々にも、負担していただくという考えは間違ってはいないように思いますがいかがでしょう。