寒暖差や花粉による鼻炎症状におススメの精油は?
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
昨日は、コートが重く感じられるほど暖かい日でした。
今日はあまり気温が上がらないようです。
こんな中、寒暖差や花粉による鼻炎症状に悩まされておられる方が増えているようです。
こんなとき、試してみたい精油ブレンドがあります!
◆サンダルウッド精油
◆フランキンセンス精油
◆ラヴィンサラ精油
の3種類の精油のブレンド(スイートアーモンド油で0.2%に希釈)を、1日2回7日間、鼻から30cm離し通常の呼吸で5分間吸入したところ、通年性アレルギー性鼻炎症状を緩和したという研究報告があります。
ラヴィンサラは、去痰作用や抗カタル作用のあるとされる1.8シネオールを45~65%程度含んでいます。
また抗アレルギー作用のあるとされるα-テルピネオールを5~10%含んでいます。
スッキリした爽やかな香りですが、安眠作用があると言われ、また毒性も少ない精油として、私はとても重宝してます。
サンダルウッドは、鎮静作用がまず思い浮かびますが、咳や気管支炎など呼吸のトラブルにも古くから使われてきました。
またフランキンセンスは、エイジングケアで有名ですが、こちらも古くから呼吸器系のトラブルに良いとされてきました。
実際にブレンドしてみましたが、なかなか落ち着く香りです。
精油を滴下したティッシュをクリップで胸元に留めたりすると簡単に吸入できます。
ひと手間かけて、蜜蝋で軟膏クリームを作って、鼻周りに塗るのもよさそうです。
鼻炎症状にお悩みの方、一度お試しになってはいかがでしょうか。
もちろん、当サロンでもお試しいただけます。
参考:日本アロマ環境協会「アロマの研究・調査」「アロマテラピーが通年性アレルギー性鼻炎に与える影響」
論文:Choi S.Y.,Park K. (2016) Effect of Inhalation of Aromatherapy Oil on Patients with Parennial Allergic Rhinitis: A Randomized Controlled Trial. Evid Based Complement Altenat Med.:7896081