中医学的養生法~ボディクリームと秋の健康茶「京都御所南アロマレッスン」終了
中医学的養生法~ボディクリームと秋の健康茶「京都御所南アロマレッスン」終了
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
第55回 京都御所南アロマレッスン
<中医学的養生法>
「陰陽マッサージジェルと五行ボディクリーム、そして秋の健康茶」
が終了しました。
内容は以下の通りでした。
1.アロマテラピーとは
2.中医学とは~「黄帝内経」を中心に
3.陰陽ボディマッサージジェル作りと、耳マッサージ
4.五行ボディクリーム作りと、秋に役立つツボ押し
5.季節の養生茶を楽しむ~桂花烏龍茶、ライチ紅茶
中医学は、中国古来の自然哲学に基づく、医学・薬学・養生学のシステムであり、その基本は「養生」にあります。
つまり、心身は有機的なつながりを持つ一つのシステムで、病気とはシステムの平衡状態の崩れであり、治療とはシステムの様々な要素のバランスの回復だと考えます。
中医学理論の原点である「黄帝内経」は紀元前200年ごろに成立したのではないかと言われています。
ここには、人や自然のバランスとそれを崩す外的な要因、内的な要因について詳細に書かれています。
今回は中でも、陰陽論と五行説について学び、受講様それぞれで体質診断をしていただきました。
そして、ご自身の体質や、秋という季節に応じて、バランス調整のための精油をチョイスしていただきました。
今回は16種類の精油をご用意しました。
マッサージジェルと、ボディクリームの2種類を作成。
心を香りに集中する気持ちのいい時間です。
続いて、作製したジェルで耳マッサージと、ボディクリームを用いた手のツボ押しも行いました。
耳マッサージは、季節の変わり目や、長雨などで不調を感じやすい方に特にお薦めです。
気圧の変動により、内耳にある気圧のセンサーが反応します。
気圧の変動は体にとって大きな負担なので、ストレスとして脳に伝わり、自律神経を乱します。
その結果、頭痛、めまい、肩こり、首こりを引き起こすことがあります。
耳の血行を良くすることで、こういった症状を予防することが期待できます。
また手のツボは、簡単に触れる手のツボを3つご紹介しました。
「体がじんわり温まってきた!」
とのお声が上がりました。
そして、秋の健康に役立つお茶。
秋は乾燥によりよる呼吸器、皮膚のトラブルを防ぐのが大切。
ということで、のどや肌を潤し、肺を養生する「青茶」である烏龍茶を選びました。
中でも、金木犀の花の香りを吸着した「桂花烏龍茶」を楽しみました。
聞香杯という筒状の茶器を掌で回しながら香りを楽しみます。
楊貴妃も愛したと言われるライチの果汁を使ったライチ紅茶も楽しみました。
紅茶でお腹から温めて抵抗力をUPさせましょう。
ようやく涼しい風が吹き、秋めいてきた京都でのアロマレッスン。
今年の夏の酷暑で疲れた体を、中医学的な秋の養生法でいたわる楽しい時間でした。
皆様、ありがとうございました😊
次回のアロマレッスンは本格的な石鹸作りです。
11/26(日)「オリーブオイルで作る 冬のハンドメイドソープ」
午前:満席
午後:残席3
ご予約お待ちしております。