送り火と、「送り火の夜」の香り

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー＆リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。

昨夜は五山の送り火でした。

子供の頃は、この日に決まって大人たちが、

「もう夏も終わりやなぁ」

というのが、いやでいやでたまりませんでした。

夏休みの終わりと、手付かずの宿題が脳裏をかすめるからです。

前日は台風が近畿を直撃したので、ハラハラしましたが今年も無事にお精霊さんを送ることができました。

左大文字においては、8月１６日朝、法音寺で施餓鬼会が執り行われ、送り火の親火点火台に火がともされます。

町内の家々の前にはかがり火が焚かれます。

良く見える丘まで足を延ばせばいいのに、近所から見るので、見え方はこんな感じ。

山が低いので、建物の間から垣間見ます。

大人になった私は、やっぱり

「今年の夏も終わりやなぁ」

と言ってしまいます。

さて、「送り火の夜」をテーマに精油ブレンドを創ってみました。

◆ホーウッド

◆ジュニパー

◆フランキンセンス

◆ライム

◆グレープフルーツ

五山をイメージしたウッディな香りを中心に、

蒸し暑い京の夜にふと感じる微かな秋の気配、

亡き人を思う切なさと懐かしさ、

を表してみました。