気候の変化で体調を崩す「気象病」にはアロマテラピーを!
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
台風7号が近畿を横断し、強い雨と風をもたらしましたが、皆様ご無事でお過ごしでしたでしょうか。
被害にあわれた方には謹んでお見舞い申し上げます。
台風の直接被害はなくとも、頭痛やめまい、倦怠感、首・肩の凝り、体の痛み、動悸、不安、などに悩まされた方は少なくなかったのではないかと思います。
病院で検査をしても「異常なし」と診断されるにもかかわらず、気圧の変化、寒暖差、湿度などの条件により、こういった症状に悩まされるとき「気象病」が疑われます。
この気象病は、本人にとってはとてもつらいものであるにも関わらず、命に係わるものでなく、また保険病名としてはないことから、医療関係者にはさほど重要視されてきませんでした。
どうしてこのような気象病が起こるのでしょうか。
その原因として、外界の変化の中で、体温調整など体のバランスを保とうとする自律神経に大きな負担がかかることが主たる要因と考えられています。
自律神経は24時間休むことなく、体内の環境を整え、生命活動を維持するために働いてくれています。
この自律神経を整えることが気象病改善の対策として欠かせません。
自律神経にアプローチできる効果的な方法として嗅覚への刺激があります。
匂いは旧脳と呼ばれる大脳辺縁系にいち早く到達することが分かっています。
大脳辺縁系に属する視床下部は、まさに自律神経の司令塔です。
そこで、嗅覚を効果的に刺激できるアロマテラピーの出番です。
気象病を念頭に置いた3つのブレンドがAEAJの講演会で提案されています。
1)晴れの日ブレンド
ラベンダー、ベルガモット
2)曇りの日
ペパーミント、レモン
3)雨の日
グレープフルーツ、スイートマージョラム
割合はいずれも1:1です。
このブレンドにかかわらず、自分のお気に入りのブレンドを見つけてみて下さい。
具合が悪くなる予感がしたら早めに使い始めてみるのがいいようですよ。
自分に合ったブレンドの見つけ方、香りの使い方などに迷われた場合には、当サロンにお越しの際、お気軽にご相談ください。
参考:日本アロマ環境協会主催【アロマ大学2022】Vol.4 アロマサイエンス学科 天気や季節による不調のメカニズムとセルフケア/講師:久手堅司氏 せたがや内科・神経内科クリニック院長