マキノの畑で驚いた!寒さを乗り切る植物の智慧
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」のブログにご訪問いただきありがとうございます。
滋賀県マキノ町でハーブガーデン計画進行中。
作業は、雑草との闘いです。
育てたいハーブや花はなかなか成長しないのに、雑草たちのたくましいこと、たくましいこと!!
ということで、逆に雑草たちについて興味が湧いてきて、
『雑草の不思議』稲垣栄洋著
という本を購入しました。
その中で、厳しい冬を乗り越える植物の智慧が紹介されている箇所がありました。
その智慧というのは、「茎をのばさずに、地面に張り付くように葉を伸ばす」ということです。
茎をほとんど伸ばさずに、葉を温かな地面に広げているので、外気に触れるのは葉っぱの表側だけである。
また冬の地面というのは、空気に比べると意外と暖かいのだ。
しかも葉を広げているからしっかり光合成することができる。
『雑草の不思議』稲垣栄洋著より
この話を読んで「アッ」と思わず声をあげました。
雪深く寒さ厳しいマキノの冬を生き延びたレモンバームの姿を見てください。
<2022年10月のレモンバーム>
<2023年3月のレモンバーム>
秋には茎を伸ばしていたレモンバームが、今は背丈を低くして、地面近くに沢山の葉をつけています。
また、冷たい雪の中を耐えた葉っぱは、秋に比べて随分硬くなっています。
まるで違う植物のようです。
こうして冬をの乗り切ったんですね~
体勢を変えることで、寒さを生き抜く素晴らしい智慧です。
そんなレモンバームも春から夏に向けて、これからぐんぐんと茎を伸ばしていくことでしょう。
とっても楽しみです!