植物油には何を選ぶ?私がホホバ油を選ぶわけ
植物油には何を選ぶ?私がホホバ油を選ぶわけ
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
当サロンでは、使用する素材をこだわって選んでいます。
その結果、使用するキャリオイルには「100%ホホバオイル」を使用しています。
今日は、ホホバオイルを選ぶ理由についてお話します。
アロマハンドトリートメントの講座を受講された方からも、
「キャリアオイル(植物油)には何を使ったらいいでしょうか?」
とよく聞かれます。
アロマハンドトリートメントでは、植物油に精油を1%濃度で希釈しますので、99%は植物油です。
納得のいく植物油を選びたいですね。
講座では、ホホバ油に限らず、植物油の持つ効用や機能性、酸化しにくさ、価格などの多面的に考えて選べるように情報提供しています。
さて、植物油の機能性について、公益社団法人 日本アロマ環境協会が会員向けのサイト内「アロマチャンネル」(動画)で面白い比較実験をしてます。
アロマトリートメントでよく使用する
◆グレープシード油
◆スイートアーモンド油
◆植物性スクワラン
◆ホホバ油
◆マカデミアナッツ油
の5つについて、
「粘度・摩擦係数」
「伸び」
「ベタつきにくさ」
「官能評価」※
を数値化して比較しています。
※官能評価:被験者が「のび」「ベタつき」「肌なじみ」「感触」「香り」を評価
その結果、ホホバオイルは、「伸びがよく、ベタつきにくい」ことがわかり、官能評価においても総合評価が高い結果が得られました。
そして、この実験では言及されていませんが、酸化しにくいのもとても嬉しい特徴です。
私自身、ホホオイルを365日、欠かさず、自分自身のケアに使っています。
ご常連様が、お母様(80代後半)の背中にお風呂上りに塗っていたら、「『孫の手』がいらんようになったわ」と、背中をかきむしられることが無くなったそうです。
夏にはオイルはベタつくのでは?と思われる方もご安心ください。
タオルoffした後は、ベタつかないのに、しっとりとしたお肌を感じていただけると思います。
ホホバ油は温度による粘性の変化が少なく、また連続加熱試験などでもほとんど変化がなく、酸化しにくい特性があります。
機能性としては、抗菌活性、ニキビや湿疹などにも効果があり、またリウマチや関節炎などのブレンド用にも良いと報告があります。
化粧品用としては展延性があり、さらっとした感触があり、べとつく感じはありませんが、ホホバ油最大の特徴は皮膚水分補給の増加であると報告されていますので、角質内の水分蒸発を防ぐ効果が強く、また反復塗布しても角質層にとどまり肌荒れから肌を守る効用があります。
『マイ・キャリアオイル・バイブル』三上杏平著
私自身がホホバオイルを気に入っているので、ホホバオイル礼賛的なブログ記事になりましたが、様々なオイルを試しながら、お気に入りのオイルを見つけてくださいね。
アロマ環境協会の会員さんでしたら、「アロマチャンネル【試して深める!アロマ科学室】 植物油の特徴」で比較実験を見ることができますよ 😉