京都御所「宮廷文化の紹介」に行きました~サロンのご近所案内
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
暖かで過ごし良いお天気が続きますね。
そんななか、
「京都御所 宮廷文化の紹介 令和4年春」
に行ってきました。
京都御苑から5分ほどのところにサロンがあるのですが、なかなか普段は御所見学する機会がありません。
今回は清涼殿の大規模改修が終わり、2年半ぶりの公開となっているということで、楽しみにしていました。
(実は私、大学では、文学部で国文学を専攻し、源氏物語ゼミでした・・・。)
門を入り、まず目に留まったのは、令和の即位の儀式で侍従や女官の着用した衣装の展示。
位別に衣装の色が決められているそうです。
華やかな牛車。
江戸後期のもので、祭礼の際の飾りつけが施されています。
紫宸殿は京都御所で最も格式の高い正殿です。
建物は、1855年に建てられた新しいものですが、平安時代の建築様式だとのこと。
1868年、「五課条のご誓文」発布の舞台となったのだそうです。
「左近の桜」が咲いていました。
清涼殿は、平安中期から天皇の日常のお住まいとなった場所。
1590年に天皇のお住まいが別の御殿に代わってからは、儀式用に使われそうです。
御常御殿内の障壁画。
お庭も春の花に彩られています。
見学を終えて、清所門から出るとちょうど、車返桜が見ごろでした。
ベンズアルデヒドでしょうか、とても甘い香りがあたりに漂っていてます。
この桜は、御水尾天皇が外出された際に、あまりの美しさに車を引き返させたという伝説からこの名が付いたそうです。
「京都御所 宮廷文化の紹介 令和4年春」は、4月10日(日)まで開催されています。
週末もお天気が続きそうですので、広々とした京都御所で古に思いを馳せてみませんか 😀