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日本最古!マスク広告が面白い~江戸期のマスクはアロマテラピー効果?
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
いつまで続くのかとうんざりする、マスク生活 😥
ですが、読売新聞に連載されている「古今をちこち」(磯田道史氏)に、マスクにまつわる面白い記事が載っていて、愉快な気分になりました。
なんと「日本本最古のマスク広告」の話!
1830年代にお伊勢参りなどの旅行グッズとして売り出されていたそうです。
『滑稽教本 御影参』という伊勢参りの戯作本の付録に、
「平生保養 不浄魔除 御鼻袋」
という説明のもと、鼻下を覆った男の図があるといいます。
そして
「鼻のくちへ御あてなされ、両方のひもを耳へ御かけなされ候らえば、美香をかぎてあしき臭を除、御身の御養生に相成りひとびと長寿をし玉ふ良法なり」
と説明されているのだとか。
「美香をかぎて」とあるので、お香の入った匂い袋でも忍ばせてあるのかもしれません。
良い香りをかぐことが「養生」と「長寿」につながるというのですから、まさにアロマテラピー(芳香療法)」ではありませんか 😀
ちなみに、日本マスク史は二つの起源を持っており、
◆石見銀山の「じん肺防止マスク」
◆宗教的な魔除け・臭気の清潔健康観からくる「上方有職マスク」
だそう。
うーん、そういうこと、研究している人がいるんですね!楽しい!!
当サロンでは、ご自由にお使いいただけるよう、マスクの外側からスプレーしていただけるマスクスプレーや、薔薇のマスクフォルダをご用意しています。
まだまだ続くマスク生活、少しでも快適に過ごしたいものですね。