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Shinoa Blog

呼吸とアロマテラピー

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログをご訪問くださってありがとうございます。

今日は京都でも激しい雨が降っています。

各地に被害の無いことを願っています。

 

さて、今日は呼吸とアロマテラピーについて考えてみたいと思います。

 

施術後のお客様がよくおっしゃるのが、
「息がしやすくなった」
「酸素が胸の奥まで届くよう」
等という言葉。

 

最近、コロナ禍でストレスを感じることが多いせいか、一層このご感想をお聞きすることが多くなったように思います。

 

私たちは、生きていくために必要なエネルギーを取り出すために酸素を取り入れ、燃えかすとなった二酸化炭素をはき出すために呼吸をしています。
1回の呼吸で400〜500mリットルの空気を吸い、1日に約3万回も呼吸をしていると言われます。

 

しかし、呼吸にはそれ以外の働きがあることがわかってきています。

 


1.心を安定させる
浅く速い呼吸→ノルアドレナリン、ドーパミンなどストレスにかかわる脳内物質の増加
ゆっくり深い呼吸→神経を安定させるセロトニンの増加

 

2.自律神経のバランスをとる
ゆっくり深い呼吸で副交感神経が優位に

 

3.免疫力にアプローチする
ストレスを感じると浅く速い呼吸になり、コルチゾールにより免疫力低下
ゆっくり深い呼吸がストレスに対抗し、免疫力強化に

 

4.メンタルが強くなる
気持ちをリラックスさせ、ストレス耐性を高めてメンタルを強化する

 

<参考.有田秀穂 東邦大学名誉教授(脳生理学者・医師)『AEAJ』No.86>


 

普段は無意識にしている呼吸ですが、心と体の健康に影響を及ぼします。

ストレスや緊張、コリは呼吸を浅くさせてしまいます。

心身を強くする良い呼吸へのアロマテラピーによるアプローチとしては、例えば以下のようなものがあげられます。

 

1.成分の去痰作用、抗カタル作用などによる呼吸器へのアプローチ
 ユーカリ、ローズマリーシネオール、フランキンセンスなど。

 

2.ストレスや緊張を感じる時に~リラックス、副交感神経を刺激
 ラベンダー、マージョラム、オレンジスイートなど

 

3.活力不足の時に~リフレッシュに、交感神経を刺激
 グレープフルーツ、ローズマリカンファー、レモングラスなど

 

 

私は、ぜんそくの持病があるのですが、今はうまくコントロールできています。
それにも関わらず、ストレスを感じると息苦しさを感じがちです。
そんな時に、精油をかぐことで、すーっと息が通ることが多く、精油は私の生活の大事なパートナーです。

 

あなたもアロマテラピーを使って、呼吸を整える時間を持ってみませんか?

自分にとって心地よい香りで、呼吸を、心身を、整えることのできるアロマテラピーは、快適で効果的な健康法です。